第5章=1話=
変わり種=弦=のお話
戦前の弦は、ハワイアンの大家、故「灰田有紀彦」氏の「ワンステージに3回は弦が切れた」というガット弦(羊の腸から作ったもの)ですが、今では、ナイロン弦が各社様々発売されています。それには飽きたらず、各自の好みで様々な弦を使っている方が結構いらっしゃるようです。以前からギター弦を張る以外にも*プロの演奏家やMATTさんは、釣り糸(フロロカーボン)をカマカ・ソプラニ・ウクレレに張って愛用されてるようです。スチール弦や三味線の弦を張ってウクレレを壊してしまったなんて話も聞きました。
*プロの演奏家というニュアンスが微妙でハワイアン奏者ではなく、ギターが専門の方でウクレレを弾いている方に多く見られるようです。 伝言板「楽書帳」に、わたーめ さんからこんな書き込みがありました。
「リュートの弦をはってみました。 超繊細な楽器になりました。」
「 私の買ったリュート弦についてですが、ドイツのピラミッド社のものです(よくわかりませんが…)。東京古典楽器センター(またの名を ギタルラ社 tel:(03)3952-5515)で買いました。3171円! …高いかな? ☆通販もやってます。 リュートには3度で調弦する"バロック・リュート"なる楽器もあります。必ず(いや、なるべく)"ルネサンス・リュート"の1〜4弦を買いましょう。弦自体は長いので、運が良ければ2回分とれるかもしれません。 」「今、『かあさんのうた』弾いてます。 しかも、単音で…。しみじみとした音なので、泣けてきます。 みなさんも ルネサンス・リュート弦をはってみては?」
スミマセンが僕は、リュートなる楽器の実物もその音色も知りませんでした。(×_×;)
そこで、リュートいえば、ウクレレ?HPの先達である「クレーンホームページ」の鶴田誠さんに聞いてみようと思いつき早速相談してみました。リュートの弦はギター用と比べると素材もバラエティに富んでいるので音色の好みやテンションごとの 弾き易さで選んでも面白いでしょうね。
私は古楽器用 の弦はいくつかのメーカーのものを使っていますが例えば4弦のローGだとキルシュナー社(ドイツ)のものならばVN5124あたりがいいかもしれません。1弦から3弦にかけては楽器の弦長などによってあれこれ使っています。
わたーめ さんのおっしゃることにも関連が深いですが、私も比較的細めの弦は好きです。最近のウクレレはすごくテンションの強い弦を張ってあるものもありますね。
あと、余談ですが4弦のローGに釣り糸(但しナイロンではなく フロロカーボン)の太いものを使うというのも一案です。巻弦とはまた違ってポロポロと軽やか〜〜〜。なにやらおもしろそうなのでチョットイタズラしてみようかと思いました。
リュートの第4弦が金属の巻き弦でしたので、ウクレレの1弦と4弦にリュートの1番弦 、あとは2番・3番をそれぞれテナー・ウクレレに張ってみました。すると、もうビックリ。
アグネス・ラムからオードリー・ヘップバーンに大変身。
(たとえが古い? )ポロンポロンと鳴っていたお姉ちゃんが、シャラン・シャランとレースのドレスの貴婦人のようです。
わーためさんがウクレレで『かあさんのうた』を弾きながら泣いている意味が解りました。こちらは『遠くへ行きたい』で思わず涙が出そうでした。 ギターとも違う古楽器とも違う別の代物になってしまいました。これはこれで「アリ」です。弦が高価で入手しにくいかもしれませんので手放しではお薦めできませんが、変わったことがお好きな方はチャレンジしてみてください。フロロカーボンの釣り糸よりは安い。(^_^)’
参考までにプロの演奏者の弦はどうなっているのか?
- オータサンは、1〜3弦を同じ太さのものを使っている。
カマカ(デユポン)のナイロン黒弦、0.028inchの弦(0.711mm)
指に対する当たりが同じ感触だからとのことです。切断していないロールで、交換毎に切り出す。
マーチン・ソプラノでの仕様で、音量はアンプの力を借り、ローGなので4弦は金属巻き弦。
- ジェイクさんは、2・3番をギター弦「SAVAREZ」ナイロン巻弦(白色)を使用、(1・4番は透明ナイロンの第1弦)。この弦はテナーサイズで使用。
- 「IWAOさんも釣り糸に凝っていた」という、ある伝言板での生徒さんからの書き込みを発見。
松宮幹彦さん(Ukulele Jazz演奏家)は、ライブ演奏用ウクレレは「ヤイリ」テナー・サイズ、 LOW-G 調弦ですが、第4弦を「MARTIN」テナー用の第3弦(金属巻弦)を使用。残りは、「D'Addario 」(透明ナイロン弦)を張っているそうです。ギター弦を張っていたこともあるようですが今はこの方法が自分にピッタリ合っているということでした。
2000年10月発売のCD「Ukulele Crazy」では「ウクレレじょんがら」の演奏のためにギター弦で調律したようです。(以下*松宮さんのコメント、詳細は 関連CD2000/10より)
- *『ロ−Gの弦を下げました。下からD A D Aです。演奏をコピ−してみて、いろいろ試行錯誤の結果 こうなりました。チョット下げ過ぎかなってカンジでしたが、そのぶんヴィブラ−トがよくききました。』
- 田代耕一郎さん(演奏家、ギターをメインに演奏され、ウクレレではTV-CMでの演奏や教則ビデオがある。)の場合は、マーチン・ソプラノでは、釣り糸フロロカーボン。1弦=8号、2弦=14号、3弦=20号、 4弦=10号。ローG仕様はダダリオのプロアルテ・ハードテンション4弦用という組み合わせだそうです。
(企業秘密かも?・・・確認中)
- ハーブオオタ Jr. さん。G-String テナーウクレレ。1〜3弦=GHS黒ナイロン弦.4弦=金属巻弦(ローG)。
通常、テナーウクレレのハイGチューニングでは、1・2・4弦はナイロンで3弦が金属巻き弦です。これをローGにすると3・4弦の2本が金属巻き弦になります。
ハーブオオタ Jr. さんは、3本のナイロン弦と金属巻き弦を第4弦ローG用に使用しています。更にこの金属巻き弦は毎日取り替えているそうです。(パットさんのインタビューより)
*詳しくは、たたかうウクレレ「News & 雑記帳」3月6日分◆ 連載(番外編):ウクレレの3弦について」をご覧下さい。プロでさえ試行錯誤の大問題を、素人がこうして弦で遊ぶのも、 みんなが必ず発病する「ウクレレ買いたい病」やshinnfujiさんがよく言う「ウクレレは増殖する楽器です」から一時しのぎの気休めですが沈静的効果 があります。 他にも、組み合わせやプロ仕様をご存じの方、ご連絡お待ちしています。
「ウクレレ弦」関連お薦めHP
「クレーンホームページ」鶴田誠さん、
【弦のコーナー】には ギター、リュート、ウクレレ弦の詳細なデータ他、釣り糸も紹介されてます。
「たたかうウクレレ」パットさん、 【News &雑記帳】2001年2月号より連載「ウクレレの第3弦を考える」
「UKULELE BEAUTIFUL WORLD 」 まいたけさん、
【弦のアンケート】には皆様もご協力お願いいたします。集計が楽しみです。
「ukuleleといっしょ」 shinfuji さん
【ukuleleな研究】では、市販弦、釣り糸の研究レポート、データがスゴイ。
その他
「ハナコサン」=弦= 関連記事(目次より)
「Tassi Home Page」 ギター奏者家田代 耕一郎さんのHP。
「ギタルラ社・東京古典楽器センター」 古楽器弦はじめナイロン弦・クロロファーボン(弦)の切り売り有り。(2001/03/01 付記 )、(2001/09/27 ギタルラHP追記)
第5章=2話=
「えひめ丸 Ehime Maru」支援募金
「えひめ丸 Ehime Maru」
2001年2月9日(日本時間10日午前8時45分) ハワイ・オアフ島の沖合で、本年、愛媛県立宇和島水産高校の漁業実習(訓練)船「えひめ丸(Ehime Maru)」と米海軍原子力潜水艦グリーンビルの衝突事故が起こりました。マグロ漁の訓練のためハワイ入りした訓練船に乗っていたのは宇和島水産高校生徒や教師ら35人。衝突後「えひめ丸 Ehime Maru 」はまたたくうちに水深約550メートルの海底に沈没。
「最初の衝撃から5分もなかっただろう」
「2回、連続して激しい衝撃があった。突き上げられるようなショックだった。後ろを振り返ると、そこに潜水艦がいた。」 ブリッジにいた大西尚生船長の証言からも一瞬のうちに起こった出来事に為すすべも無かったであろうと推察されます。 常夏とはいえ2月のハワイの海、しかも太平洋という外洋です、海に投げ出され米沿岸警備隊に救助されるまでに、体温が極端に下がる「低体温症状」を起こすなど大きな被害を出しました。
(3/12現在9名の行方不明者の安否が心配され、船体の引き上げを検討中。)●3月4日午前9時半(日本時間5日) 行方不明者の家族を慰める集いが、ホノルル市主宰で開かれ一般 市民を含む約200人が参加。 民族衣装をまとった男女が祈りをささげ、市民が「えひめ丸(Ehime Maru)のいる海の底の守り神に、9人が家族と再会できるようにお願いする」と語りかけた。市民の吹奏楽団が日本の歌「浜辺の歌」を演奏した後、ウクレレ奏者、Jake・shimabukuroさん(24)が、事故直後に作ったウクレレ曲「Ehime Maru」を奏でる。
●この曲は公表の予定は無かったようですが、周囲のスタッフに勧められ地元放送局などで演奏するとその反響は大きく、曲「えひめ丸 Ehime Maru」をCDにして、収益を行方不明者やその家族らへの支援を呼び掛ける基金として贈ることになりました。
ジェイクさんは新聞でのインタビューに
「忘れてはならない大事故で、ハワイには行方不明者の家族を気遣う人が少なくない。自分の音楽を通じて、傷ついた家族の思いに、少しでも応えることができれば」
と答えています。
| 2001年2月9日米原子力潜水艦「グリーンビル」が愛媛県立水産高校の訓練船「えひめ丸 (Ehime Maru)」に衝突しました。私が作曲した“えひめ丸 Ehime Maru ”を事故で行方不明となった9人の方々へ捧げます。このCDは収益金を行方不明者の家族支援のために寄付する目的で作られました。
曲は事故発生時に「えひめ丸 Ehime Maru 」が体験したであろう計り知れない混乱を再現しています。「マイナー・ナイン」というコードを基本に作曲しましたが、ナインとはすなわち4人の訓練生、2人の教官そして3人の乗組員を意味します。穏やかに始まり段々と増していく激しさ。ついには2隻の船がぶつかり合う混迷と錯乱のクライマックスヘ。最後は「えひめ丸 Ehime Maru」の悲しい運命をメランコリックな旋律で表現しました。消え去らぬ
不安を残しながら。事故はまだ終わっていないのです。 (CDジャケット裏面に日本語、英語の対表示で記載された全文) |
この記事をお読みいただいている方は、ジェイクさんの音楽的才能や実力、更に純粋な優しい人柄を既にご存じでしょうが、あらためて彼の愛情の深さに感動します。 ご賛同いただける方は是非ご協力いただきたく思います。
このCD募金は、以下にて受け付けていました。
NUAホームページ「えひめ丸 Ehime Maru 」募金 (4/05受付終了)
http://www.hi-ho.ne.jp/nua_nua/ehimemaru/bokin.htmハワイ情報センター (受付終了2001/05)
http://hawaiijoho.net/募金ライブも日本数カ所でミニライブが催されるようです。
詳細は、分かり次第、各ウクレレ関連の伝言板で発表される予定。関連:HP
「 MASAMI'S Ukulele Jam Selections」「土曜特集」ハワイアン音楽≪3≫
「ジェイクを囲む会」1999/12 」
「 あんた誰?Jake Shimabukuro編 」2001/03/12 付記 (資料:朝日新聞、毎日新聞等掲載記事)
その後多くの方のご支援があり、基金は支援会に渡されました。
また、多くの方が各自のHPに於いて「えひめ丸 (Ehime Maru) 」募金の告知掲載して下さいました。(2001/05/20 付記)
第5章=3話=
ペグのお話
ペグというのは、ご存じの通 り「糸巻き」です。
弦楽器の音合わせに欠かせないものです。通常は、製造メーカーの出荷時に各楽器に合わせて良好のものが付属しています。ところが、
遊び心や、製品の出荷時とは違った弦種やチューニングなどを好みで設定を変えて使ってみる場合は、 嗜好や必要に迫られて純正部品とは異なる製品と交換する楽しみがあります。セニーザのテナーにジェイクさんが用いていたサバレス弦をHi-Gで張ろうとしたところ、付属のグローバーのペグでは止まりません。堅く締めてやっとですが、日々のチューニングでは必ずネジ回しが必要になる始末。ギア式に換えようと思いいろいろ試してみました。
ペグの種類を構造で別にみると、
- ペグで弦を巻き上げ、ネジの締め加減を調整し固定するもの。
- ペグ内部にスプリングが入っているもの。
- ペグでギアを回転させて弦を巻き上げるもの。
★弦を張るためにペグを巻き上げていくと張力で巻き戻りがおきます。そのためペグには、締め付け用のネジが付いています。これが緩いと折角のチューニングが狂ってしまいます。また、強く締めすぎると回転が重くなりチューニングしづらくなります。最悪の場合、ペグのハンドル部分(プラスチック部分)が割れてしまったりします。実際「WUKI WUKI」のペグは購入したその日に割ってしまいました。(>_<)ヽ
(右写真:グローバー米製)
★ペグの「締ネジ」を強く締めなくてもすむように内部にスプリングの入ったペグです。この写 真の締ネジはドライバーが無くてもコインで締められます。
(左写真:シャーラー独製)★ギアを使って巻き上げていく方式。
ペグ(ハンドル)の回転軸と弦の巻き上げ軸が直角交差していますので巻き戻りがありませし、少しの力で回転させることが出来ます。さらに、ギアによる回転比で、ペグ(ハンドル) で微妙なチューニング調整が出来ます。
通 常のチューニングには良いのですが弦を張り替えるときには何度もペグを回さなければ巻き上がっていきません。
写真のペグはおもちゃのウクレレですが、このペグ欲しさに購入しました。市販のギア・ペグ4本セット価格の半値以下でした。\(^-^)/
(右写真: 製造元不明)
これもギア式(写 真左)ですが、
ダルシマ用ペグです。ダルシマ(Dulcimer)という楽器には2種類有るようです。
「ハンマード・ダルシマ」 打弦楽器 台形の木箱に金属弦を張り、ばちで弦を叩く打楽器。 「マウンテン・ダルシマ」 小型ギターくらいの大きさの弦楽器。3弦、または4弦でスチール・ギターのように台や、膝の上に置き、バーでフレットをスライドさせたり指でフレットを押さえたりするようです。 左写真のペグは、このマウンテンダルシマ用のペグです。構造は分解できないので不明ですが、巻き上げ軸とペグ(ハンドル)回転軸が同じです。取り付けてもハンドル部分がヘッドから外側に飛び出しません。ギア比による回転で微調整できます。重量 も通常のギア・ペグより少し軽いようです。
(写真左: Five-Star Dulcimer Tuning Pegs)結局、テナーにはダルシマ用の「Five-Star」を付けました。このペグは、まろさんのHP「まろのウクレレ・ブラボー 」で知り、惹かれていました。パットさんの掲示板にも、2001/05/02「ギアつきペグ」に通 販ページがリンクされています。その他、このペグに付け替えている好事家が何人もいらっしゃると聞いています。
ちなみに、巻き余った「ナイロン巻弦」をウクレレ・ヘッドに「くるくる巻き」で残しておくのが好きではないので、ライターの火で焼き切りました。「NATIONL UKULELE STRINGS 」などと同様にナイロン巻弦は、切り口からほどけてくるので切断しないようにと注意書きがありますが、ライターなどで弦を焼き切って熱いうちに先端を摘んで押さえておけばOKです。 ソプラノなどは、ギター用ナイロン巻弦から2台分取れますからこの方法はお薦めです。=その他=
左:「フルーク・ウクレレ」、中:「バンジョウ用3連ペグを2連で切断」、右:「ゴトー製ギア・ペグ」
参考HP:
「まろのウクレレ・ブラボー」
愛するものたちリスト→19号サニーD・コンサート
「たたかうウクレレ! 」
<続・新>たたかうウクレレ,ゲストブック&質問コーナー→ 2001/05/02「50.ギアつきペグ」
「Stewart-Mac」Parts→Dulcimer→Five-Star Dulcimer Tuning Pegs(2001/05/27 付記)
第5章=4話=
Person
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風が吹けば桶屋が儲かる。
「月刊アサヒグラフパーソン」という雑誌があります。
朝日新聞社から発行されていますが、大昔、アサヒグラフ、毎日グラフなど、写真誌のはしりのような報道系の雑誌がありました。報道の生々しい決定的瞬間のほか、藤原新也の「インド放浪」、篠山紀信「シルクロード」などの写 真好きならずともメディアとして社会への役割は大きかった。アメリカでは本家本元「ライフ」が有名で、多くの報道カメラマンが様々な戦場での写 真や決定的瞬間を発表してきました。
現在の「月刊アサヒグラフパーソン」は、今年創刊された雑誌で、女性を読者対象に?、副題「人というドラマが見たい」とある通 り有名人から、時の人、気になる人などと人物取材の雑誌となり、写真や記事の質も高い。オヤジの「アエラ」のおねえちゃん版というべき存在。スゴイのは毎号巻頭で、十数頁を割いてひとりの人物を取材している。先月は織田裕二さん、今月は、長瀬正敏さんでしかもベルリン・ロケ。スゴイです。長瀬さんといえば、
キョン2のご主人、若い方はご存じないかもしれませんが、キョン・キョン、キョン・ツーといえば小泉さん、決してキョンシーでもライオン・ヘアーの総理でもありません。時々CMに出ていますが以前はアイドル歌手として僕のような日本中のガキどもの憧れでした。その小泉今日子さんといえば、
昨年ピータームーンのライブで拝見しました。生キョンです。今も代わらず可愛かったです。彼女が、ピータームーンのファンであるかどうかは判りませんが、ハワイの巨匠の演奏はやはり凄かったです。
ここらで、やっとウクレレの話になってきました。ピータームーンはピータームーン・バンドとして広く愛されてきた演奏家でハワイアン音楽にとどまらず有名なスタンダードやポップも好演し、やはりトロピカル〜な演奏がグッドです。ピータームーンはギター弾きですが、そこはハワイの人で子供の頃はどこへ行くにもウクレレを持ち歩いていたそうです。99年にはウクレレのアルバムも出ましたが、本場のハワイアン演奏というより、リズムなど洒落たアレンジで楽しめます。やっぱりウクレレはいいな〜ぁ。
ウクレレといえば、 ハワイ。
ハワイといえば太陽。太陽といえば夕日か朝日、アサヒ?、 そういえば、 アサヒグラフパーソン2001年8月号のP127におすすめサイトのページがあり、「そろそろ夏です、弾きたくなります」タイトルで タバコのショート・ホープの箱くらいの大きさですが、「ウクレレサイト」が紹介されています。・・・長い振りやの〜ぉ。風が吹けば桶屋が儲かるの例で、
「アサヒが昇ってウクレレが流行る」てなことを願っています。
月刊アサヒグラフパーソン(2001/06/27 付記)
第5章=5話=
オオタさんを囲む会 =2=
2001年7月2日(東京)
日本ウクレレ協会主宰「第二回オオタサンを囲む会」が開かれました。今回はNUA会員だけではなく、非会員でも参加できる演奏会・ワークショップとなりました。
いつもの「僕もう年寄りだから・・」ではなく、
「ハワイのオータですどうぞよろしく。みんな固まらないでね。僕は死にそうだから。」
つかみのジョークで始まりました。三週間に渡る日本公演の最後を締めくくる演奏で、お疲れの御様子でしたが、演奏はいつもの通 り素晴らしいものでした。
ゲストでは 関口和之さんが(体調がお悪いところお越しいただき)ウクレレとの出会いやオオタさんとの仕事のエピソードなど。IWAO (山口岩男)さんは、「ミュージシャン同士ではなかなか技術的なことは話にくいものなんですよね」と前置きされた後、オオタさんの癖?や小技などのご披露。さらにお二人での演奏も拝見できました。
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山口軍一さんは、これまで幻の録音と語り継がれ、36年経った1998年にCD発売された「レジェンダリーウクレレ」の録音時の想い出話を熱く語り、やはり噂通 りジンを片手に楽しい録音風景だったそうです。「オオタさんは壁に向かって屈んでチューニングをしてましたよ、何してんだろうと思っていたら、壁の反射で意外によく音が聞こえるんですね。」身振りを交えて語ってくださいました。
主宰NUAの有無を言わせぬリクエストに、中休みを入れて10曲以上のソロ演奏がありました。質問コーナーでは、渡辺直則先生の「お使いの弦を具体的にメーカーまで教えていただけますか?」という問いに、「ローGはローGの弦。」(答えになっていないんですけど・・・(>_<)、あとの3本は同じ0.028inchを張っていたそうですが、(情報に寄りますとデュポン社カマカ弦、長巻ロール)、最近指の力が弱くなってきたため、1・2番弦をひとつ細い弦に換えているそうです。「細いので弦の寿命が心配」だとおっしゃっていました。さすがにこれ以上は踏み込んで質問できない雰囲気でしたが、おそらく0.026inch。ghsなら0.025inch(通 常4番弦)かもしれません。黒弦でした。
いろいろ話題になっている♪「LOVER」演奏のストロークに関する質問をしてみました。最初の答えは「人差し指だけですよ」といいながら「あの速いストロークをですか?」と突っ込んでみると、ご自分で弾いてみて「親指も使っているね(^_^)」。 一節演奏がありましたがやはり目にもとまらぬ早業で、気になったのは親指が立っていないのです。そのあとのストローク解説では、親指ダウン・親指アップ・人差し指アップ、と教えていただきました。ちょっと意外に思いましたが、演奏法が変化したのか、神様ともなればどうやっても弾けるのか、謎は深まるばかりです。撮影のため最後列にいたのが無念なり。本来、職種を問わずプロとしては、道具や手法に企業秘密の部分もあるでしょうから、ここまでよくお答えいただいたと感謝するばかりです。真説「弘法は筆を選ぶ」。
演奏が終わったあと、ワークショップとして会場にウクレレを持参した参加者がウクレレを弾く機会を作れなかったことを気にしていらっしゃったと伺いました。こちらはその分演奏が多くて大満足です。最後にこの演奏会を主宰してくださり、ボランティアで運営していただいた方々に感謝いたします。
オオタさん語録 :
「高いウクレレでも安いウクレレでも、大切なのはトーニングです。」 *注 チューニング
関連HP
「CRAZY-P」(そのPさん)より ウラそのPの夢は夜平く2001/07/03オータサンの卓を囲む会
(2001/07/09 付記)