Ukulele Sight
はなこさんタイトル・バー
<第5章>

第5章=19話

リンダこまっちゃう〜!

どうも今ひとつリズムが・・・・。
友人にギター好きがいまして、たまに遊びに行くと練習と称してギターで伴奏してくれるのですが、どうも今ひとつ合いません。速いとか遅いとかいろいろ注意されます。しまいにリズム感が悪いなどとムッとするような事実を突きつけられます。「メトロノームで練習しなさい」これがいつもの締めくくりとなる有様でした。
 仕方なく買いました「メトロノーム」ちゅうヤツです。昔音楽室で見たような三角形で振り子がついているようなものを想像してましたがいまどきは電池でピコピコ鳴るんですね。

 しかし、あいつは「チェ・カ・カ・カ」なんて人をばかにしたような音やニワトリでも追うような「ピ・コ・コ・コ」なんていうダサダサぶりに呆れました。けれども、こちらもこんなのも買うぐらいの素人ですから、なかなか拍が合いません。(T_T) 大縄跳びのように、なかなかは入れなくて身体が前に行ったり後ろにいったりしています。しまいには足でスイッチボタンを踏んずけて弾き始めの拍をあわせたりしてました。自慢ではないのですが、ずぼらな性格ですし、ニワトリでもないので、ヤツはいつしか部屋から見当たらなくなっていました。
 ところが先日、人づてに聞いて「人の声でカウントしてくれる機械」があるらしいことを知りました。何でもある演奏家がライブで機械を使って曲の出だしのカウントを取っていたんだそうです。教えてくださった方もリズムが取れず、メトロノームが苦手という方でした。仲間やね(^_^;)

 「リンダちゃん」と呼んでいます。Dr.Bertなんて本名があるようですが、これじゃあ「リズム音痴」の僕は病気ですか?、しかもイギリスのMr.Beanのようで可愛くないし、Mr.Booてのもいましたっけ。リズムから「リズ」でも良かったのですが、チョットきつい感じがしたのでリンダちゃんにしました。まったく関連も意味はありません。大先輩方にリズなんていうとエリザベス・テイラーなんか想像したりするんでしょうが、こちらは小百合ストにも完全に乗り遅れた世代ですのでどちらかというと僕が夜中布団に地図を書いていた頃の山本リンダが近いかもしれません。リンダ困っちゃう〜!懐かしいしょ。こっちはリズムが合わずに困っちゃう〜。

 「リンダちゃん」は、ロングの金髪を後ろで束ねたエアロビクスのインストラクターのような声でカウントしてくれます。「ワン・ツゥー・スリー・フォー」1から最大8まで数えてくれます。あまりテンポが速いとエアロビクスから海兵隊の走行訓練のようにちょっと怖くなってしまいますが、さすがに金髪外人は「フォー」の時のRの発音が僕には真似できません。さらに拍を刻んで16ビートにすると「ワン・アン・ツゥー・アン・スリー・アン・フォー」なんてことになります。
 リンダちゃんのいいところは今何拍目を打っているかがわかることです。他のメトロノームでは自分で数えていたことをリンダちゃんが声を出して数えてくれるというわけです。
 勿論お決まりのニワトリ用の「ピ・コ・コ・コ」や天井に雨漏りがしているような「没・没・没・没」といった野暮なお供もついてます。聴きようによっては木魚のようで、本来はドラムトレーニング用ですが法事にも使えそうです。
 ヴォイス・カウントの欠点は拍を刻みすぎると「アヒ・アヒ・アヒ・アヒ」とか「ティタ・ティタ・ティタ・ティタ」といた意味不明で壊れた機械のように不気味で喧しいだけです。シンコペーションや細かく拍を刻みたい方はニワトリや木魚のほうが違和感が無いですね。あくまでメトロノームですので多様なリズムは刻めません。
 その他、機能自体は他のメトロノームと変わりませんが、音名でC2〜B6を発音します。特に基準音「A」は438〜445Hz範囲(1Hz)設定できます。あくまで音が出るだけです、ピッチパイプだと思ってください。楽器のチューニングメータとは違いますのでお間違いなく。あと便利なのは、CDなどを鳴らしながら練習するときは、はじめに音源に合わせてリズムをとり、そのテンポでリンダちゃんを叩くとテンポが数値表示されます。これまでは、適当に数値を入れてからメトロノームを鳴らして微調節していましたが今ではすぐにオリジナルのテンポを知ることが出来ます。

当分はリンダちゃんとエアロビ気分で遊べそうです。

( 2002/07/19 付記 ) 


CD「もう1人の私」第5章=20話

もう一人の私

涙してしまいました。
この曲の成立には感動の秘話があります。しかし私自身には直接身近に感じられる経験もなく、涙はその「お話」が原因ではなさそうです。はじめは、ありがちな短調のメッセージ・フオークソングのように聞こえていました。しかし3曲目のインスゥルメンタルのウクレレを聞いているうち に何か心をつかまれる思いがし、自分の中にあった澱んだものがドンドンは吐き出されるような思いに涙がにじんできました。

このCDは、ふと立ち止まった時に見えてくる風の色や水の香り、空の高さ、そんなものを見せてくれました。それは自分の外にある世界ではなく自分自身の内にある風景でした。友人への応援歌のつもりが、いつしか自分への応援歌になっています。この曲が優しさや 慈しみを柔和な暖かい心で伝え、包んでくれます。

特別な思いがなくこの曲を聞いても素晴らしいCDに仕上がっていると感じました。
エピソードは作者の川合ケンさんのWEBページを是非直接ご覧下さい。

( 2002/07/28 付記 ) 


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