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< 2005年 NUA「日帰り合宿」 >

ウクレレ日帰り合宿2005

 2005年 9月18日・19日の二日間に渡り、ウクレレ愛好家が集い、 様々な講習、ゲストを招いての実演、参加者の演奏など、大盛況の催しがありました。 初日は、日本ウクレレ協会の月例会、二日目は、「日帰り合宿」と題し朝の九時から夜の九時までのたいへん濃い内容で盛大に盛り上がりました。 此処で行われた講習は、NUA会員やウクレレで活躍されている方々が自作のテキストでウクレレに関する貴重なアドバイスをして下さいました。 もちろんプロのインストラクターといった方々ではありませんので、いつでも講習を受けられるといったものではなく、その意味では何らか記録を残しておきたいと考え、 また参加出来なかった方々にも良き触発になり、楽しんで頂ければいいなと思います。

【 メニュー 】(初日はローGウクレレの日、二日目は、ハイGウクレレの日)

一日目

・おがわ「私のおすすめウクレレCD20選 」
・キヤマン「実力アップするための練習メニューいろいろ」
・shu-san「お持ち帰り曲をどうぞ」

二日目 ・カラヤン「12番街の・・・をマスターしよう」
・マサシ(元ぷあぷあ)「ハワイで暮らす」
・Meg「今よりもっと上手に歌えるようになるためのコツ」
・まつなみ「ウクレレで作曲楽しいな」
・カマテツ「ジャカソロ曲を弾こう」
・大親睦会(参加者の演奏披露)
ビデオ 報告1:ウクレレ・フェスティバル・ツアー・ビデオ報告 ビデオ 報告2:アラモアナ出演、ハワイ島での交流

「私のおすすめウクレレCD20選 」 講師:おがわ さん
ご自身でもハワイアン音楽のCD評のホームページをお持ちで多くの方々の指標になっています。この講習会ではウクレレに厳選した20枚のCDから1曲づつを紹介、CDジャケットは前方スクリーンに投影されましたが、演奏者の直筆サインが含まれたジャケットも多い。演奏家や時代背景、使用ウクレレの説明などが有り、さらに実際に会った演奏家とのエピソードなど楽しくご披露下さいました。
(左の写真で左下の白Tシャツ姿がおがわさん)
 *詳細は、日帰り合宿:特集1を参照下さい

「実力アップするための練習メニューいろいろ」 講師:キヤマン さん
若い頃にギターを本格的に勉強したというキヤマンさんは、数年前に始めたウクレレでも「我流です」とは本人の弁ですが、 卓越したセンスでボサノバやジャズを巧みに演奏されます。NUAで招致した「オオタサンを囲む会」ではオオタサンとのセッションを披露、 松宮幹彦さんのライブで演奏したり、最近はMegさんとのライブ活動でも活躍中、もはやアマチュアの域からは脱していますが、 周りから請われて月に一度ウクレレの勉強会が好評のようです。 この講習会では「音楽的感性(心)と筋肉運動(技術)」が合いまってこそ良い演奏ができるとし、 初級から前進へのアドバイスとして様々な練習法を紹介していただきました。
*詳細は、日帰り合宿:特集2を参照下さい

「お持ち帰り曲をどうぞ」 講師:shu-san さん
講習上手といえばやはりshu-sanさんです。
演奏達者は知らぬ人がいないほどの周知の事実ですが、語り口が柔らかく滑らかで、笑顔がまた素晴らしいです。此処ではお得意のストローク講習の他「お持ち帰り曲」として「ナレオ・ハワイ」を情感を込めて、細かな部分や演奏の要を解りやすく丁寧に解説して下さいました。選曲も抜群です。
*詳細は、日帰り合宿:特集3を参照下さい

「12番街をマスターしよう」  講師:カラヤン さん
カラヤンさんは演奏もさることながら、自作ウクレレも本格的で、自作ウクレレでの演奏は2002年の仙台での東北ウクレレサミットでもご披露され、RESO'CHAさんの名前で講習、演奏ともにイベントでもおおいに活躍されました。(参照:はなこさん第5章17話「東北ウクレレサミット2002」)
  今回はこの曲のリクエストもあり、ピッキングの方法が他の曲の演奏にも使えるということでカラヤン流「12番街」の講習となりました。演奏の特徴は親指と人差し指を素早く交互にピッキングするという「ハワイアン・マーチ」などの曲でも使われる奏法にジャカソロを交えて丁寧に教えていただきました。勿論、模範演奏も軽やかで素晴らしいものでした。

「ハワイで暮らす」  講師:マサシ さん(元ぷあぷあ)
サーフィン好きが高じてハワイが好きになり、ハワイで現オーナーのケンさんと共にショップ「ぷあぷあ」を設立しウクレレを販売。昨年、職を退いて帰国されたそうです。ハワイでの生活や移住ビザ、現地で学んだウクレレの製作方法などを紹介。ハワイ旅行でのおすすめはレンタカーの使用や島の北側カフクの屋台でのランチやハワイのローカル・フード。オワフ島でもビーチで海亀が見られるそうです。しかし、ハワイで感じるゆったりした気分は、ハワイアン・タイムなる気質が時としてビジネスでは不都合が起こったりするなど、ハワイの良さと共に生活上の注意点など詳しく紹介していただきました。ウクレレに関しては使用木材の話、工場での写真入り製作行程や現地の方のポピュラーなスクラッチを入れたストロークが興味深いものでした。
 
 <ストローク>
  「 Down / Down・Up / 空ピック ・Up / Down 
ダウン=親指の付け根あたりの手のひらで弦にこすりつける。
音楽用語で言えば、ブラッシング・トーンを入れたシャッフル・ストロークとでも表現すればいいのでしょうか?

「今よりもっと上手に歌えるようになるためのコツ」 講師:Meg さん

キヤマンさんとのライブではボサノヴァを歌い、最近はハワイアン・ソングまでこなすMegさんです。昨年の講習が好評につき今回は発声トレーニングに加え、実際の歌い方として、息継ぎの場所の決め方、英語歌詞での英語らしく聞こえる発音の仕方、リズムに乗せた歌い方を勉強しました。
  テキスト項目としては、「複式呼吸でお腹に空気を入れて、上手く出す為の呼吸法」「お腹の筋トレ」「喉の筋トレ」「口の筋トレ」「良く響く声を出すためにハミングの練習」など実演を交えてみんなで練習しました。発声練習というとピアノに合わせて声を出すだけかと思っていましたが様々な方法で明確な目的があり、練習時に留意べき注意点があることを改めて知りました。音がよく響くためMegさんはもっぱらお風呂で発声練習 をしているそうです。


「ウクレレで作曲楽しいな」 講師:まつなみ さん(松本さん:ギター)

作曲の楽しさを紹介。講習は名曲を例題に挙げながら、曲の構成や特徴を説明のうえ、曲作りの方法、留意点などを教わりました。「問いかけ」と「答え」、「上の句」と「下の句」のようなモチーフという曲作りの土台を発展・展開させてメロディーを作り、モチーフが3つ(最低2つ)あれば曲が出来るということでした。
 講習ではさらに参加者に「モチーフ」を作る課題が出され、(左下図)ウクレレ指盤で使ってもいい音を指定し、気に入ったフレーズを1〜2小節作ります。指名された講習者はそれをまつなみさんに聞かせるとギターの松本さんとともにあっという間にアレンジし、名曲に仕立ててしまうという、まるで客から「お題」を頂く「笑点」の大喜利のような愉快で、さらに敬服させられる講習会でした。参加された方々のフレーズも普段のウクレレ演奏が功を奏してか、センスのいい物ばかりでしたが、なかには、まつなみさんを手こずらせるものも有ったようです。それでもコツさえ分かれば作曲といっても、もっと身近なものになるのだなあと感心しました。


「ジャカソロ曲を弾こう」 講師:カマテツ さん

ご存知カマテツさんは、今年の10月に、ジャカジャカとコード・ソロを弾く「究極のウクレレ・ソロ〜ジャカソロ〜」という卓越した模範演奏CD付きでタブ譜集を出版。
  それにちなんでジャカ・ソロを伝授してくださいました。ストラム(ストローク)練習としては、「右手によるカッティング」、「左手によるカッティング」、「三連符を含むリズム・パターン」、「連続した三連符」 、文字で書くと簡単ですがなかなかリズムをキープしながらのストラムは難しいです。カマテツさんのようにコロコロと音が転がるように鳴るにはやはり練習が第一のようです。その他、実演を交えて「聖者の行進」、ベートーベンの「喜びの歌」をカマテツさん指導で参加者全員練習しました。ジャカソロ用のアレンジも素晴らしく、苦もなく平然と名演奏をしてのけるカマテツさんに脱帽です。


ビデオ報告:ウクレレ・フェスティバル・ツアー
ハワイで毎年7月の最終日曜日には「ウクレレ・フェスティバル」が開かれます。主宰者はNU A名誉会員、ロイ・サクマ氏。日本ウクレレ協会は5年ごとにフェスティバルへの参加要請を受けており、1995年の第25回、2000年の第30回、(2002年有志による第32回)、に参加しており、ビデオ報告は今年の第35回のフェスティバルの模様です。会員の演奏風景の他、そうそうたる出演者の素晴らしい演奏とフラがとても楽しいです。さらに会員による「アラモアナ」でのステージの様子、「ハワイ島」での交流を紹介。ハワイを満喫した雰囲気が十二分に伝わります。

大親睦会 (二日目のみ、参加者の演奏披露)
 何といってもウクレレ好きの芸達者の皆さんです。
 たっぷり3時間、たくさん演奏し、演奏を聞き、十分楽しみました。


お詫び:「*詳細は、日帰り合宿:特集 」シリーズは完成未定です、予告だけでごめんなさい。結構手間が掛かるんですよ。(>_<)

(2005/11/01 付記)


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