UKULELE CINEMA WORLD / UKULELE SIGHT/COBA STUDIO
「 MA AND PA KETTLE AT WAIKIKI 」

ma&pa,vhs jacket

原題 : MA AND PA KETTLE AT WAIKIKI 1955年 米国 Universal Pictures 映画
主演 : MARJORIE MAIN・PERCY KILBRIDE
出演 : LORI NELSON,BAYRON PALMER,HILO HATTIE
監督 : LEE SHOLEM


MCA UNIVERSAL HOME VIDEO
The MA & PA KETTLES COLLECTION [ 82338 ] VHS HI-FI G&W/ 1 Hour 19 Mins.


VHSジャケット3VHSジャケット2 「ケトル家のママとパパ」( 直訳)は、たくさんのシリーズがあるようで、この作品ではハワイが舞台です。
  本国(アメリカ)から呼ばれて、親族のハワイ・パイナップル工場の経営建て直しに呼ばれるという誠に強引な設定のドタバタ・コメディーです。
  扮装や仕草、人物設定がチャップリを思わせます。さすがにアメリカからハワイへは客船でした。

日本の商船大学の卒業実習は「日本丸」「海王丸」といった帆船でハワイまで30日かけて航海したそうですが、今では考えられませんね。豪華客船の旅が熟年で流行っているらしいですが、東京湾フェリーでも船酔いしそうでは今後も縁が無さそうです。

内容が単純なだけに滑稽なしぐさのおもしろさや、トンチンカンな行動が思わぬ好結果 を生むといったパントマイム的で字幕や吹き替えが無くてもストーリーは読みとれます。
ジャケットからはウクレレ・シーン満載の期待が膨らみます。

ウクレレシーン:その1

船着き場船着き場でカヌーの男が弾いています。
  音は良く聞こえません。このお兄さんホントに気持ちよさそうに弾いています。

ウクレレシーン:その2

子供とウクレレ歓迎の宴会でフラの伴奏。
  8人の子供たちのうち6人がウクレレを弾いています。右から2番目の子供のウクレレ・ペグはハンドルがサイドに出ている(ボサノバ・ギターやフルーク・ウクレレの)仕様で、三味線のようにも見えます。弦が白くて太いのでアレが噂のキャット弦なのかもしれません。しかも左利き。最初は何を弾いているのかわかりませんでしたが何度も巻き戻してスローで見ないと一瞬のシーンなので誰がウクレレを弾いているのか見にくいです。

ウクレレシーン:その3ハワイ・アンバンド

映画のエンディングのシーンです。
  当時の基本的バンド構成でしょうか、打楽器にウクレレ、そして膝に置いたギター。この形式はその後スティール・ギターに代わっていきますが、この頃既に親指にはサム・ピックを付けているようです。左手が見えないのですが、バーを使っていると思います。上の写 真の少年も同様に弾いています。
  イントロ部の太鼓のリズムに合わせて、Dm7を押さえている舞の海に似たウクレレの演奏者は右手左手共に爪を短く切っており小指をボディーに立てて左手を固定し、親指と人差し指で交互に3・4弦をピッキングしています。

 残念ながら、ウクレレの派手な登場シーンはともかくこの映画では、ジャケットにあったようなウクレレを持って逃げるシーンや主人公がウクレレを手に取るシーンも出てきませんでしたが、これもご愛敬ということで・・・・・(>_<)ヽ

2001/08/01



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