UKULELE SIGHT/COBA STUDIO
「 マタンゴ 」

「マタンゴ」船上シーン

原題:「マタンゴ」1963年東宝映画
監督:本田猪四郎、
原案:星新一/福島正美、脚本:木村武、
撮影:小泉一/有川貞正、富岡素敬
出演:久保明、水野久美、土屋嘉男、小泉博、太刀川寛、八代美紀、佐原健二

海で遭難し、漂着した孤島で極限状態に追い込まれた人間のエゴむき出しの人間ドラマを見事に描かれており、当時のイーストマン・カラーと呼ばれた天然色カラー映像は、毒々しい極彩色がマタンゴの不気味さをよく表しています。  

マタンゴとは、食べると自らがキノコになってしまうという怪キノコ。
ウクレレとは直接関係有りませんがおもしろい映画です。日本高度成長期の世相風刺的ラスト・シーンは必見。

「マタンゴ」ウクレレシーンウクレレは冒頭のシーンにのみ登場。
いきなりのアップで一瞬とまどいますが、次の水野久美が水着でウクレレを弾きながら船上で唄うシーンで、お金持ちのお坊ちゃんたちの優雅なヨット遊びにウクレレという当時の豪華な雰囲気を演出している。
ウクレレはやはり小道具としての廉価版に彩色か?。水野久美のセパレート水着にも年代を感じさせます。 映像提供:lelenonbiriさん

<カルト映画> 監督本田猪四郎
1911〜1993年 山形出身。 山本嘉次郎、成瀬巳喜男、滝沢英輔などの助監督を経て、1951年「青い真珠」監督以来、第7作目の「ゴジラ」(1954)で一躍名を馳せ、以降円谷英二とのコンビで70年代東宝怪獣映画の中心的存在となる。後年黒沢明映画の演出を補佐する。
「マタンゴ」は、本田猪四郎監督の中期の作品。翌年には、「モスラ対ゴジラ」を監督する。監督作品には1966年加山雄三「お嫁においで」などもあるがほとんど怪獣やオカルトであるが、「美女と液体人間」といったタイトルだけで妙に惹かれる作品もある。この監督にファンも多い。

2000/06/19


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