UKULELE SIGHT/COBA STUDIO
「 つぐみ 」

TUGUMI つぐみ TUGUMI
つぐみ 牧瀬里穂 つぐみ
 

原題:「つぐみ」 1990年松竹富士映画(105分)
主演:牧瀬里穂
出演:中嶋朋子、白鳥靖代、真田広之、財津和夫、渡辺美佐子、あがた森魚、高橋源一郎
監督/脚本: 市川 準
製作:奥山和由、後藤亘、鍋島壽夫
原作:吉本ばなな「TUGUMI」中央公論社
賞 :毎日映画コンクール監督賞。 及び、報知映画賞<監督賞>受賞。


原作者 吉本ばなな
1964年東京都生まれ。評論家吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文芸学科卒業。
1987年、『キッチン』(海燕新人文学賞・泉鏡花文学賞)で文壇にデビュー。
『うたかた/サンクチュアリ』『哀しい予感』『白河夜船』『N・P』『アムリタ』『ハネムーン』『とかげ』など、いずれもベストセラー。『パイナップリン』エッセイ集。 特に若い女性の支持を集めている。
『TUGUMI』は150万部を越えるベストセラー。芸術選奨新人賞・山本周五郎賞受賞。

 90年上半期ベストセラー、単行本の文芸 
1位「TUGUMI」(中央公論社)
2位「栗良平作品集〈2〉一杯のかけそば」(栗っ子の会)
3位「キッチン」(福武書店)
4位「うたかた/サンクチュアリ」(福武書店)
5位に村上春樹「ノルウェイの森(上・下)」(講談社)
6位に藤堂志津子「熟れてゆく夏」(文芸春秋)
7位「哀しい予感」(角川書店)

*前年89年に引き続き、吉本ばななの作品が四冊も入りブームを裏付けている。

88〜90年は、出版界で「ノルウェイの森」現象、そして、「吉本ばなな」現象と呼ばれた。

監 督  市川 準
1948年東京生まれ。
CF制作会社(株)キャップ企画演出部より、1981年フリーとなりCMを演出。
1985年にはカンヌ国際広告映画祭で金賞を受賞。
1985年〜1987年連続して日本新語流行語大賞大衆賞を受賞。

「禁煙パイポ」「NTTカエルコール」「金鳥タンスにゴン」「サントリーニューオールド」「三井のリハウス」「JRA」枚挙にいとまがない。

1987年「BU・SU」内舘牧子脚本、富田靖子主演で映画監督デビュー。 以降「会社物語」 「ノーライフキング」 「つぐみ」 「ご挨拶“佳世さん”」(オムニバス) 「病院で死ぬ ということ」「クレープ」 「東京兄妹」 「トキワ荘の青春」 「東京夜曲」 など。
  毎日映画コンクール監督賞、報知映画賞<監督賞>、毎日映画コンクール監督賞、日本映画批評家大賞、オルレアン映画祭日本映画ビエンナーレグランプリ、ベルリン国際映画祭批評家連盟賞準賞、第46回芸術選奨文部大臣賞、モントリオール世界映画祭監督賞、など国内外で数々の賞を受賞している。

*映像の持ち味としては、日常的シーンの断片を詩的にあるいは絵画的に印象的で象徴的に切り取っていく美しい絵作りが素晴らしい。ノーライフキングを見たときはこれこそCF演出家の真骨頂と思わせる映像。


ウクレレに関して

つぐみ巻頭の写 真は、旅館の大浴場。掃除のためお湯を抜いた浴槽の中で、牧瀬里穂扮する「つぐみ」が、♪「キリンのワルツ」を唄うシーン。 残念ながらロング・カットのみで、ブランド名などは不明。(たぶん国内産「有名」ブランド?) 音色は撮影用の楽器と同じのもではない可能性がありますので、ギター型のスタンダード・サイズとしか分かりません。

ウクレレのシーンはこのワン・カットだけですが、つぐみ(役名)が唄う
「キリンのワルツ」という小曲が、とても可愛らしい曲です。映画のエンディング・ロールに作詞/作曲者が表示されていましたが、この松竹のビデオ自体画質が良くないのと画面 が小さくてどうしても判読できません。残念です。耳コピーして下さい。
 * この映画をメールで教えていただいたshiinaさんもお気に入りだそうです。

牧瀬里穂さんは今や演技派?女優としてご活躍ですが、美少女アイドル期の映像としては絶頂期のものではないでしょうか。さらにむずかしい「つぐみ」役をよくこなしています。市川監督の映像と共演者の好演などと相まって原作では味わい得なかった世界を魅せてくれています。

毎日映画コンクール:用語集参照

2000/09/25



[ Ukulele Cinema World 目次 ] [ COBA STUDIO ] [ Ukulele sight ]