嗚呼 ! 健康倶楽部


ニンニク・スープ 飲用健康法

 材 料  ニンニク、食用油、ワカメ、塩コショウ、ごま油
 効 能  体力回復、精力増強
 作り方  熱した油に、ニンニク一粒あたり、3,4片に切ったものを加えて炒める。
ニンニクにほんのり色がついてきたら、鳥ガラなどで取ったスープを加える。面倒なら水だけでもよい。
スープが煮立ったら、もどしたワカメを入れ、塩コショウで味付けして、仕上げにごま油をひとたらしでできあがり。
要点は、
ニンニクを細かく切ったり、すりおろしたりする前に加熱することで、胃腸への刺激と臭いを押さえることです。

水だけを加えるより、固形や顆粒の「中華」や「コンソメ」のスープの元を加えるなどすると紹介したワカメを入れた「ニンニク・スープ」以外にも料理のベースとして使えます。

ニンニクには「アリイン」という無臭成分があり、切る、すりおろすなどによって細胞内に含まれる「アリナーゼ」という酵素が働いてニンニク特有の匂いを持つ有効成分「アリシン」になる。

「アリシン」はたんぱく質の消化を助け、ビタミンB1の体内への吸収を高かめる。また微量のゲルマニュウムを含み体内に酵素を運ぶ働きをするため疲労回復に役立つ。
 しかし、すりおろした生ニンニクは刺激が強すぎるため空腹時にこれを食すと胃を痛める。さらに強力な殺菌力があるため取り過ぎると、腸内の役に立つ菌まで殺してしまう。そのために、下痢を起こしたりもする。

加熱して消臭する。
熱を加えると酵素の「アリナーゼ」が壊れて「アリイン」は「アリシン」のままなので匂いがしない。「アリイン」は時間がたつと有効成分である「アリシン」に変わるため加熱して食しても効果を発揮します。
出 典

美味しんぼ(13巻)激闘鯨合戦
作・雁屋 哲、画・花咲アキラ、小学館1988年発行ビッグコミックス
第6話「にんにくパワー」
この話は、「疲れ」から成績不振の野球選手が、このニンニク・スープを飲み、正しいニンニクの取り方を知ることで体力を取り戻し、再び活躍するという話。そこで「誰でも作れるニンニクスープ」として掲載されています。ニンニク・スープの他に、ホイル焼き、蒸しニンニク、油いため味噌仕立てなども紹介されています。

小学館ビックコミックス

 

効力 5
即効性 
簡易度 

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